第160回大幸ライフトピア連携研究会(保健学セミナー)
https://info2.met.nagoya-u.ac.jp/keiji/doc/keiji-10275-1.pdf?1742650751
・日程:7月18日(金) 16:30 ~ 18:00
・テーマ:「死が周囲に与える影響 :医療者として知っておくべきこと」
・講師:藤田紋佳先生(医学系研究科総合保健学専攻・看護科学・准教授)
・場所:大幸キャンパス 本館2階 第1講義室
・対象:学内大学院生、学部生、教員、医療従事者
・概要:死は本人だけでなく、家族や周囲の人々、さらには支援を行う医療者自身にも大きな影響を及ぼします。本講義では、特に子どもを亡くした家族が体験するグリーフの特殊性に着目し、親やきょうだいを含む家族システム全体に及ぶ複雑な心理的プロセスを、研究事例を交えて紹介します。さらに、遺された人々を支える医療者による実践的なサポート方法や多職種連携の重要性について解説するとともに、支援者自身が直面する問題にも注目し、セルフケアの必要性についても考察します。ケアの受け手と担い手、双方の視点から「死」がもたらす影響や、今後の実践的課題についても取り上げます。
<なお、本講義は保健学セミナーの単位認定セミナーです>